【「富士山湧水マップ」の目的】
富士山周辺には、以前は豊富な地下水源に恵まれ、多くの湧水池が存在しました。
これらの湧水池は、各地域の産業や、住民の生活用水、飲料水、農業用水として利用されてきました。
しかし、1960年代から工場が進出し、地下水を大量に汲み上げたため、湧水の枯渇や塩水化現象が現れました。
近年では、上流地域での開発行為の進行により、水の山・富士山の象徴である湧水の減少や湧水池の荒廃が進んでいます。
当団体では、富士山周辺湧水の重要性に鑑みて、平成18年度に「富士山湧水インストラクター養成講座」を開講し、
120名近いインストラクターを育成し、湧水池の概況調査を実施してきました。今後、インターネットを生かし、
インストラクターは地域の子どもたちと共に調査を継続し、各地域の最新の湧水情報を提供し、
また、枯渇や埋め立ての危機にある湧水池などの保全活動にも役立てていくことを目的としています。